数々のドラマを生んだミラノ・コルティナ冬季五輪が閉幕しても、冬のスポーツ熱は冷めやりません。まもなく開幕するパラリンピックへの期待とともに、ゲレンデではアスリートの挑戦に触発されたスノーボーダーたちが、終盤のシーズンを惜しむように謳歌しています。
そのフィールドを自分らしく楽しむために欠かせないのが、最新の「装い」です。今季は、単なる防寒着の域を超え「街での自分らしさを雪山へ持ち込む」スタイルが完全に定着しました。ストリート感のあるシルエット、韓国発のくすみカラー、そして高機能素材で魅せるレイヤリング。
今回は、2026年の最旬をリードする「3つのトレンド」を軸に、今すぐチェックすべき注目ブランドを解説していきます。
今年のトレンド①:【新シルエット】「ショート丈ジャケット×ルーズファット」の再定義
2026年のシルエットをひとことで表すなら、「極端なAライン」です。
トップスはやや短めに、ボトムは大胆にワイドに。90年代のスノーボードカルチャーを思わせるスタイルを、現代的にアップデートした着こなしが目立っています。
特に人気なのが、ショート丈ジャケットにバギータイプのパンツを合わせるコーディネート。
上下にメリハリが生まれることで、立っているだけでも印象的なシルエットになります。
足元にボリュームが出ることで、ジャンプやグラトリ(地面でのトリック)もよりダイナミックに見えます。写真や動画に残したときの存在感も大きく、SNS世代との相性も抜群です。
愛媛のゲレンデでも、「今っぽさ」を意識するなら、まず押さえておきたいスタイルといえるでしょう。
今年のトレンド②:【韓国発ブランド】韓国ストリート&「くすみ系」ニュアンスカラー
今季のもう一つの大きな流れが、韓国発ブランドの影響力拡大です。
これまでのスノーウェアは、赤やブルーなどはっきりした色味が主流でしたが、2026年は一転して、
- セージグリーン
- スモーキーピンク
- トープ(灰色がかった茶色)
- グレージュ
といった“くすみ系”のニュアンスカラーがトレンドになっています。
日常のファッションにもなじむ色味なので、ゲレンデで浮きにくく、それでいて写真ではしっかりと映えます。
派手さを抑えながらも洗練された印象をつくれるため、ランチタイムや移動中も自然体で過ごせるのが魅力です。
「山と街を分けない」という今の価値観を、色味がそのまま表しているともいえます。
今年のトレンド③:【高機能シェル】スマートレイヤリングスタイル
見た目だけでなく、機能面でも変化が進んでいます。
2026年は中綿入りウェア一択ではなく、防水透湿性に優れたシェルジャケットをベースに、インナーを重ねて調整する“レイヤリング”スタイルが定着しています。
フリースや軽量ダウンを組み合わせることで、気温や運動量に応じて体温をコントロールしやすくなります。滑っている最中に暑くなりすぎず、休憩中に冷えにくいのも大きなポイントです。
特に気温の変化が読みにくい日や、春先のコンディションでは、その調整力が快適さに直結します。「暖かい」だけでなく、「快適に過ごせる」ことが、今季の機能トレンドといえるでしょう。
2026年最新コーデはこれ!今押さえておくべき人気ブランド10選
ここからは、愛媛県内のショップでも取り扱いのある、2026年押さえておきたい人気の10個のブランドをご紹介します。
今季のキーワードである「ショート丈×ワイド」「くすみカラー」「高機能レイヤリング」この3つの視点を意識しながら、ブランドごとの立ち位置を見ていきましょう。
【ストリート・最旬①】NOMADIK(ノマディック)
國母和宏氏が手がけるブランドとして知られ、ここ数年で一気に存在感を高めています。
2026年モデルではショート丈の「777 Jacket」などが象徴的で、今季のAラインシルエットを体現するアイテムとして注目されています。
ルーズでありながら計算されたバランス感があり、単に大きいだけではない美しいシルエットをつくれるのが強み。スタイルにこだわりたい層から高い支持を集めています。
【ストリート・最旬②】ANTHEM(アンセム)
日本発のブランドで、「着心地の良さ」と「都会的なデザイン」を両立。
ショート寄りのトップスと、ほどよくゆとりのあるパンツを合わせたコーディネートが組みやすく、今季のトレンドを自然に取り入れられるブランドです。
パーカー感覚で着られるライトウェアは、比較的温暖な日もある愛媛のゲレンデにもなじみやすく、街着との親和性も高いのが特徴です。
【ストリート・最旬③】VESP(ベスプ)
チノパン風やデニム風のスノーパンツで人気を集めるブランド。
ワイドパンツの流れを牽引してきた存在で、太めシルエットでも野暮ったく見えない絶妙な設計が魅力です。
「ルーズだけど、だらしなく見せたくない」そんな人に選ばれているブランドといえるでしょう。
【韓国系・映え①】BSRABBIT(ビーエスラビット)
2026年のトレンドカラーを語るうえで外せないのが、韓国発ブランドです。
BSRABBITはアイコニックなロゴと、SNS映え間違いなしのストリート感が魅力。
ゆるめのシルエット設計とジェンダーレスなサイズ展開は、まさに今の空気感とリンクしています。
オーバーサイズで自分らしい「今っぽさ」を追求するなら外せないブランドです。
【韓国系・映え②】dimito(ディミト)
都会的でミニマルなデザインと、高い機能性が融合。
2026年のトレンドである「くすみパステル」や「スモーキーカラー」を最もスタイリッシュに表現しており、上質な着こなしを求める層から圧倒的な支持を得ています。
今季のトレンドカラーを語るうえで、絶対にチェックしておきたい存在です。
【王道・信頼①】BURTON(バートン)
スノーボード界の王道ブランド。
最高峰ライン「ak」シリーズからエントリーモデルまで幅広く展開しています。
ワンタッチで着脱できる「STEP ON」システムは、初心者にも取り入れやすく、機能面のトレンドとしても注目されています。
【王道・信頼②】VOLCOM(ボルコム)
エッジの効いたデザインと実用性を兼ね備えたブランド。
ジャケットとパンツを連結できる「Zip Tech」は、雪の侵入を物理的に防ぐ機能として支持されています。
細身からワイドまでシルエット展開があり、ストリート寄りのスタイルを楽しみたい人にも選ばれています。
【王道・信頼③】686(シックスエイトシックス)
ロサンゼルス発のブランド。
高機能シェル素材とストリートテイストを融合させたデザインが特徴で、レイヤリング前提の着こなしとも相性が良いブランドです。
多機能ポケット設計など、実用性を重視する人からも支持を集めています。
【高機能・本格①】Patagonia(パタゴニア)
アウトドアブランドの代表格。
中綿入りに頼らず、高機能なシェルを軸にインナーで体温を調整するスタイルは、今季のトレンドである「レイヤリング」の流れとも一致しています。
環境配慮素材や高い耐久性を備え、トレンドに左右されず「良いものを長く使いたい」という本物志向の人に選ばれています。
【高機能・本格②】THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
THE NORTH FACEは、名作「マウンテンジャケット」に代表されるように、スキー・スノーボードに対応する防水性能を持ちながら、ゲレンデ帰りにそのまま地元の街中での買い物や食事に立ち寄っても違和感のない汎用性の高さが魅力です。
「雪山だけで終わらない、愛媛の冬を共にする一着」を探すなら、真っ先に候補に挙がる外せない存在です。
今回紹介したスポーツブランド10選のまとめ
今回紹介したスポーツブランドの特徴を簡単にまとめてみました。今年試してみたいスタイルや取り入れたい流行を探すヒントにしてみて下さい。
■ 2026年 注目ブランド比較一覧表
| カテゴリー | ブランド名 | ブランドの特徴と2026年注目点(公式サイト) |
|---|---|---|
| ストリート・最旬 | NOMADIK | 國母和宏プロデュース。究極のルーズシルエット。ショート丈×超ワイドの決定版。→公式サイト |
| ストリート・最旬 | ANTHEM | 日本発。パーカー感覚のライトな着心地。街着に近いスウェット風デザインが豊富。→公式サイト |
| ストリート・最旬 | VESP | チノパンやデニム風のスノーパンツが代名詞。スーパーワイドジョガーパンツが今季の目玉。→公式サイト |
| 韓国系・映え | BSRABBIT | ユニセックスなゆるふわ&ストリート。くすみパステルカラーの展開がNo.1。→公式サイト |
| 韓国系・映え | Dimito | テックウェアと都会的デザインの融合。都会的で洗練された「くすみモノトーン」。→公式サイト |
| 王道・信頼 | BURTON | 業界最大手。機能・デザイン共に隙なし。「STEP ON」システムとの親和性が高い。→公式サイト |
| 王道・信頼 | VOLCOM | パンキッシュ。上下連結の「Zip Tech」が有名。エッジの効いたグラフィックと幅広いシルエット展開。→公式サイト |
| 王道・信頼 | 686 | LA発。多機能でストリート感も強い。多彩なコラボと高機能ポケット設計。→公式サイト |
| 高機能・本格 | Patagonia | 環境配慮と究極の耐久性。一生モノ。シェル素材のレイヤリング提案が随一。→公式サイト |
| 高機能・本格 | THE NORTH FACE | 街着としても頂点。圧倒的なステータス。防水透湿素材×くすみアースカラー。→公式サイト |
納得の一着を見つけるなら、まずはオンラインショップで最新ラインナップのチェックを。
事前に候補を絞り込んでから、店頭で「実際の質感」を確かめる。
それが、今シーズンの賢い選択です。
紹介したこれらのブランドは、愛媛県内の以下のショップで実際に手に取ることができます。
トレンド・コアブランドを探すなら:homegrow MATERIALS、VOLTAGE
韓国系・最新スタイルを一気に見るなら:ムラサキスポーツ エミフルMASAKI店
王道ブランドをサイズ豊富に比べるなら:ゼビオ、スポーツデポ、メガスポーツ
2026年の最旬スタイルは、「シルエット・色彩・機能」の三位一体。今年は「見た目」と「快適さ」のどちらも大切にするのが主流です。
お近くにショップがない方や、限られた時間で選びたい方は、まずはオンラインショップを賢く活用して候補を絞り込むことから始めてみてください。
しかし、やはり肌に触れる質感や細やかな動きやすさは、実際に袖を通すことで初めて、「今の自分」に本当に似合う一着が見つかります。ぜひ店頭に足を運び、最新ギアがもたらす進化を肌で感じてみてください。
そして、どのショップに行けばいいのか迷った方は、同時公開中の「愛媛スポーツショップ徹底解説!冬スポーツニーズ〜タウンユースまで」もぜひあわせてご覧ください。
きっと、あなたにぴったりのショップが見つかるはずです。


















