愛媛県松山市の「椿神社」(伊豫豆比古命神社:いよずひこのみことじんじゃ)の「椿まつり」は、例年、旧暦正月8日を例祭日としてその前後3日間斎行されるお祭りです。
2024年(令和6年)は、2月16日(金)~18日(日)の3日間、従来通りの形式での開催が予定されています。
「縁起開運」「商売繁昌」「大漁満足」などの御利益があり、地元の方には「お椿さん」と呼ばれ、長く親しまれています。
また、"椿まつりは伊予路に春を呼ぶ"ともいわれており、椿まつりが終わると暖かくなってくるようです。
2024年の「椿まつり」開催概要・注意事項
今年の「椿まつり」は、2024年2月16日(金)~18日(日)の3日間開催されます。
御朱印や縁起物を買うことができる日時をよく確認してくださいね。
開催日程
2024年2月16日(金)~18日(日)の3日間(72時間)
御朱印やお札・お守り授与所の開設時間
2024年2月16日(金)~18日(日)の3日間(72時間)
※2月19日(月)以降は、9:00~16:00
御祈祷(商売繁昌・厄祓い 等)が可能な時間
2024年2月16日(金)~18日(日)の3日間(72時間)
※2月19日(月)以降は、9:00~16:00
【法人・団体】御代表者様お一人様、または5名以内
※いずれも当日申込可能
縁起物(熊手など)
2024年2月16日(金)~18日(日)の3日間(72時間)
※深夜は参拝状況により閉店される場合あり
椿神社の参拝手順
椿神社には4つの境内社がありますが、伊豫豆比古命神社を参拝する際には、まず『奏者社』(そうじゃしゃ)に参拝をするという習慣が古くから残っているそうです。
伊豫豆比古命と伊豫豆比売命が舟山に船を寄せた時、厳頭に纜(ともづな)を繋ぎ、先住民の代表である潮鳴栲綱翁神が迎えられた古事により、万事取り次ぎを頂ける神とされる。伊豫豆比古命神社を参拝する際には先立って、まず奏者社に参拝をする習慣がある。
『奏者社』の参拝を終えてから、本殿に向かうのが正式な参拝マナーなのだそうです。
「椿神社の縁起物」買う順番とその理由!?
御利益といえば縁起物ですよね。
熊手、ざる、俵、宝船、扇などさまざまですが、これらの縁起物には、買う順番と意味がそれぞれあります。
全部一気に買うと福がやってくる・・というわけではありません。
これらの縁起物は、毎年一つずつ購入するのが良いそうです。
最初の年に購入するのは熊手です。
熊手は、幸運や金運を「かき集める」という意味を込めて、商売繁盛の縁起物として飾ります。
次の年にはざるを買います。
「ざるでかき集めた富をすくい上げる」という意味があるそうですよ。
また次の年・・3番目は俵です。
「俵に富を詰め込む」ということですね。
さらにその翌年には、宝船を購入します。
これは、「その富を宝船に乗せて流す」という意味です。
最後に購入するのは扇です。
船を進めるために、この扇で扇ぐのですね。
1番目が熊手、2番目がざる、3番目が俵で4番目が船、そして最後に扇。
これが、縁起の良い買い方です。
最後の扇を買った次の年は、また最初の熊手にもどって購入します。
このときは、前回買ったものより大きなものを買うと良いそうですよ。
椿神社のその他の縁起物については、こちらをご確認くださいね。
http://www.tubaki.or.jp/004/004_04_00.php
熊手を飾るベストな場所や方角がある!?
熊手は福を呼び込むための道具なので、一般的には、玄関に飾るのがベストなようです。
外から福を招き入れる意味合いで、熊手の爪を入り口に向けて飾るようにします。
もちろん、室内に飾ってもかまいません。
神様からの縁起物だから、神棚に飾るのも良いと言われています。
できるだけ、目線より高い位置に置きましょう。
【東方向】 | 仕事運、チャンス |
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【西方向】 | 金運、財運 |
【南方向】 | 地位・名誉 |
上記の通り、熊手の爪を向ける方角にもさまざまな意味があります。
北に向けることだけは厳禁です。ご注意くださいね。
椿神社(伊豫豆比古命神社)へのアクセス・マップ
椿神社(伊豫豆比古命神社)の住所は【〒790-0934 愛媛県松山市居相2丁目2-1】です。
アクセスマップはこちらです。
駐車場情報
椿神社には駐車場があります。
ただし例年、椿まつり期間中は「神社南駐車場」は利用できません。
▼駐車場の詳細はこちら
http://www.tubaki.or.jp/005/005_03_00.php
交通規制について
2024年は例年通り露店が出るので、交通規制が行われる可能性が高いです。
また情報がわかり次第記載します。
椿神社公式ホームページ
▼伊豫豆比古命神社(椿神社)公式ホームページ
http://www.tubaki.or.jp/