2023年1月13日に、「興居島レモン」がまつやま農林水産ブランドに認定されました。
まつやま農林水産ブランドに新品目が認定されるのは、2020年10月にアボカドが認定されて以来のことだそう。
今回は、この「興居島レモン」についてご紹介します。
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「興居島レモン」って?
「興居島レモン」は、松山市北西の沖合に位置する興居島(ごごしま)で栽培されているレモン。
瀬戸内ならではの温暖な気候と、水はけのよい土壌を活かして栽培されています。
2021年の生産者は33人で、年間25トンもの量を生産しているそう。
松山市農業協同組合が2019年に興居島レモン部会を設立し、出荷の取扱要領を定めて、厳しい品質管理を行っています。
特徴・出荷時期は?
「興居島レモン」の最大の特徴は、国産レモンの多くが秋から春に流通する中、春の最も遅い時期の4月に出荷されること。
国産レモンの流通量が減少する4月に、安全・安心な国産レモンとして出荷されるので、とても重宝されているそうです。
お味は?
品種は全て「アレンユーレカ」。
糖度は平均10度ほどで、他産地のレモンと比較して高め。みずみずしく、酸味と一緒に甘みも感じられます。
厳しい品質管理で、見た目や形を揃えて出荷されていることから、品質が安定し、市場から高い評価を得ています。
ちなみに「興居島レモン」は、3等級(秀・優・良)を、重量・大きさによって6階級(3L、2L、L、M、S、2S)に分類しているそうです。
おすすめの食べ方は?
おすすめの食べ方は、はちみつレモン。
皮まで美味しくいただけるので、マーマレードにしても美味しいそうですよ。
「まつやま農林水産ブランド」って?
高品質で安全・安心であることに加え、生産者の「想い」が強く込められた松山産の農林水産物や加工品として認定された「まつやま農林水産物ブランド」。
現在認定されているのは、紅まどんなやせとか、松山長なす、松山アボカドなどで、全部で11品目あるそうです。
柑橘類では、紅まどんな、せとか、カラマンダリンに続き、今回が4品種目の認定となります。
「まつやま農林水産物ブランド」に認定されている農水産物は、統一して「愛 上品」とされています。
「愛 上品」は、愛媛県松山市で獲れる「まつやま農林水産物ブランド」の総称です。
認定基準には、高品質、安全・安心、特産などがあり、「愛 上品」と聞けば、消費者がその品質や味などに安心と信頼をもって購入できるようになることを目指し、PRイベントなども開催されているようです。
まとめ
今回は、2023年1月13日に「まつやま農林水産ブランド」に認定された「興居島レモン」についてまとめてみました。
4月頃の出荷が待ち遠しいですね!
皆さんもぜひ、「興居島レモン」を召し上がってみてくださいね。