愛媛県喜多郡内子町にある「泉谷の棚田」(いずみだにのたなだ)をご存じですか?
「日本の棚田百選」にも選ばれたとても美しい棚田です。
驚くほどの急斜面に全部で95枚、4ヘクタールに及ぶ水田が広がる光景はまさに日本の原風景。
豊かな水源によって育てられた棚田米は絶品と評判です。
さらに棚田オーナー制度を利用して、実際に棚田の田植えを体験することも可能!
この記事では、そんな「泉谷の棚田」の魅力を紹介します。
※2023年5月時点の情報です。
日本の棚田百選の1つ
今日は内子町にある「泉谷の棚田」(いずみだにのたなだ)をご紹介します。
愛媛県には様々な棚田がありますが、中でも泉谷の棚田は「日本の棚田百選」にも選ばれた素晴らしい棚田です。
愛媛県で「日本の棚田百選」に選ばれた棚田は3ヶ所のみ。
ちなみに、残り2ヶ所の棚田は、松野町の「奥内の棚田」と、西予市の「堂の坂の棚田」です。
どの棚田も南予地域にあります。
中でも「泉谷の棚田」は、松山から一番近いところにあるのでオススメですよ♪
これぞ日本の原風景!
こちらが、「泉谷の棚田」の眺めです。
素晴らしい眺めとなっており、特に棚田に水が入る5月上旬はより一層美しいと言われています。
春はシャクナゲも見頃
また、棚田に水が入る5月はシャクナゲも見頃となります。
棚田とシャクナゲの組み合わせは、上品で素敵なので一見の価値ありです。
棚田に写る夕日の絶景!
そして、特に美しいと評判なのが夕暮れ時の時間帯。
棚田に夕焼け空が反射し、絶景を拝めます。
棚田オーナー制度
山奥の急斜面にある棚田の手入れは大変なので、地元の農家さん達が1999年に「泉谷地区棚田を守る会」を結成し、美しい棚田を守っています。
また、「泉谷の棚田」では「棚田オーナー制度」というものが実施されています。
棚田のオーナーとなり、実際に田植えや収穫などの農業体験ができる制度です。
収穫した棚田米はいただくこともできますよ!
詳しくは、こちらのホームページをご覧ください。
愛媛県庁―農作業体験ツアー
基本情報
「泉谷の棚田」の基本情報はこちらです。
営業時間は特にありませんが、夜は本当に真っ暗になるので、明るい時間帯に行くようにしてくださいね。
住所 | 〒795-0307 愛媛県喜多郡内子町北表甲1167 マップをみる |
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電話番号 | 0893-44-2118(内子町役場 町並・地域振興課) 0893-44-3790(内子町ビジターセンター) |
入場料 | なし |
トイレ | なし |
駐車場 | あり/8台(無料) |
URL | https://www.iyokannet.jp/spot/1570(いよ観ネット) |
アクセス
「泉田の棚田」は、残念ながら公共交通機関で行くのは難しい場所にあります。
自家用車で行く場合は、松山自動車道「内子五十崎インター」から、国道56号を経由して県道56号線へ向かっていると、案内が出ているのでアクセスできます。
内子五十崎インターからは30分程度です。
道順の解説とストリートビュー
県道56号線を進んでいると、下の橋が見えてきます。
この橋は「常盤橋」という橋で、最初の目印になります。
この橋を越えてすぐの交差点を右折します。
少し分かり辛いですが「泉谷棚田」の看板もありますよ!
それからしばらく山道を道なりに進みます。
途中から道が細くなっていますので、運転にはくれぐれもご注意くださいね。
そして、最後に下の所を大きく右折します。
こちらも看板がありますので、見逃さないようにご注意ください。
細い道を進み続けると、棚田のある集落に出ます。
下の所を右に進むと、棚田を一望できる場所にたどり着けますよ。
無事に行けば水車がある展望スペースに着くことができます。
数台程度分の駐車場もありますよ!
Googleストリートビュー
こちらのストリートビューから棚田の様子は見ることができませんが、途中までの道順は確認できますので参考にしてくださいね!