愛媛県伊予郡砥部町の「坂村真民記念館」で、2024年3月2日(土)~6月30日(日)の期間、開館12周年特別展「真民さんの生き方」が開催されます。
坂村真民さんの前向きに生きる生き方を詠った詩を集め、来館された皆さんが「少しでも、前向きに生きていこうと思える」展示です。
本邦初公開のスペシャル展示として、真民さんが常に身の回りに置き、その生き方を支えていた「真民さんの愛用品」の展示も。
ぜひ、立ち寄ってみてくださいね♪
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開館12周年特別展「真民さんの生き方」
坂村真民は、42歳から96歳までの54年間に796冊の「思索ノート」を書き残していますが、この「思索ノート」の中で真民は、毎日のように自分を戒め、そして自らを励まし奮い立たせる言葉を書いています。これは、「ノート」を書き始めた40代から晩年の90代まで、変わらず一貫してほぼ毎日の「ノート」に書かれています。
また、坂村真民の詩は、「君たちはどう生きるか」を問う詩ではなく、「私はどう生きるべきか」を問う詩であり、どの詩も「君たちや貴方たちへの詩」ではなく、「自分自身に向けた詩」であり、その中心となるのが「自分を戒め、今日より明日を見つめ、前に向かって進もうとする詩」なのです。
慎ましくささやかな生活の中に小さな幸せを見つけ出し、どんなにつらい、悲しいことに出会っても、それを嘆くことなく、哀しみを受け入れ、それを湛えて、前に向かって生きることが「真民さんの生き方」でした。
一方で、真民さんは、生きることに悩み苦しみながら、いつも自分に向かって「この生き方でいいのか」、「まだまだいかん」と自問自答しながら、自分の生き方を摸索し、その答えとして詩を書いてきました。その中には、自分を厳しく戒める詩とともに、その時々にいつも自分を励まし、前に向かって生きることを詠った詩が書かれているのです。
今回の特別展では、そのような真民さんの、前向きに生きる生き方を詠った詩を集め、来館された皆さんが「少しでも、前向きに生きていこうと思える」展示構成にしています。
さらに、本邦初公開のスペシャル展示として、真民さんが常に身の回りに置き、その生き方を支えていた「真民さんの愛用品」を展示します。
皆さんの心に、「生きる希望と勇気」が沸き起こり、皆さんが「うれしいうたをつくれるよう」になることを願った、そんな真民詩を選び展示していますので、どうぞごゆっくりご鑑賞ください。
開館12周年特別展「真民さんの生き方」開催概要・観覧料
開館12周年特別展「真民さんの生き方」の開催概要は下記です。
開催日時 | 2024年3月2日(土)~6月30日(日) 開館時間9:00~17:00(入館は16:30まで) |
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開催場所 | 坂村真民記念館 〒791-2132 愛媛県伊予郡砥部町大南705 マップをみる |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日休) |
観覧料 | 【一般】前売券500円、当日券600円 【高齢者(65歳以上)・高校生・大学生】前売券400円、当日券500円 【小中学生】前売券300円、当日券400円 |
URL | https://www.shinmin-museum.jp/event_calendar/exhibition/14395/ |
「坂村真民記念館」へのアクセス・マップ
「坂村真民記念館」(伊予郡砥部町大南705)のマップはこちらです。
駐車場
「坂村真民記念館」には、【無料駐車場】があります。
駐車場 | あり/無料 |
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駐車場詳細についてはこちらをご覧ください。
公共交通機関でのアクセス・道順
公共交通機関でのアクセスや道順については、坂村真民記念館ホームページをご確認ください。