松山観光

道後ぎやまんガラスミュージアム(@松山/観光)展示数は西日本最多!道後でぎやまんガラスの歴史に触れよう♪

2025年2月21日

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道後ぎやまんガラス美術館アイキャッチ

愛媛県松山市にある「道後ぎやまんガラスミュージアム」は、水と緑あふれる庭園に囲まれた美しい美術館。

フランス風ゲストハウス「山の手迎賓館」や完全離れの宿「山の手別邸 葉隠れ」、「創作料理 葉山茶寮」などが集結したガーデンプレイス「山の手ガーデン」内にあり、道後温泉本館の象徴である振鷺閣の赤い板ガラスをはじめ、希少な江戸時代のぎやまん・びいどろや、明治・大正時代の和ガラス作品など、西日本最多となる約300点を展示しています。

夜間はライトアップされ、昼間とはひと味もふた味も違った幻想的な雰囲気を味わえますよ!

山の手ガーデンって?

山の手ガーデンは、和ガラスのコレクション「道後ぎやまんガラスミュージアム」や、フランス風ゲストハウス「山の手迎賓館」などが集結したガーデンプレイス。

緑豊かな「イングリッシュガーデン」もあるので、散歩にもデートにも絶好の場所です。

道後山の手マリアージュガーデン外装1

道後山の手マリアージュガーデン外装2


道後ぎやまんガラスミュージアム

今回は「道後ぎやまんガラスミュージアム」について紹介します。

道後ならではの魅力がたっぷり詰まった、歴史ある美術館で、松山観光には外せないスポットのひとつですよ!

「ぎやまん」の歴史

「道後温泉本館」は、今から100年以上前の1890年(明治27年)、当時の道後湯之町町長・伊佐庭如矢(いさにわゆきや)翁によって改築されました。「100年の後までも、他所が真似できないようなものを作ってこそ、はじめてそれが物を言うことになる」と言ったそうです。

伊佐庭如矢は道後に何か名物を作って、世間の注目を集めようと考え、道後温泉本館の三層楼の建設に使われたのが、ぎやまんガラスでした。

振鷺閣の赤い障子がぎやまんガラスです。

道後温泉 ぎやまんガラス

道後温泉より

神の湯の客室をはじめ、各浴室の入り口にも赤・青・黄の色ガラスが市松模様にはめ込まれています。

振鷺閣の赤いぎやまんガラスは現在でも夜になると赤々と光っており、刻太鼓(ときだいこ)と共に、道後温泉ならではの風景として100年来続いています。

ちなみに刻太鼓の音は、「残したい日本の音風景100選」にも選定されています。

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ガラス史の移り変わり~江戸・明治・大正~

「道後ぎやまんガラス美術館」には、希少な江戸時代のぎやまん・びいどろや、明治・大正時代の和ガラス作品が展示されています。

その展示数は、西日本最多の約300点だそうです。

ぎやまん びいどろ

いよ観ネットより

江戸時代のガラス

1543年に種子島にポルトガル船が漂着し、当時西洋文明として日本に伝わったものといえば「鉄砲」が有名ですが、実はガラスの製造技術もこのときに伝わったと言われています。

日本のガラス工芸は、江戸時代初期の長崎で始まったとされており、初めて江戸で作られた「切子」は、当時大変な人気だったそうです。

ぎやまん 切子

いよ観ネットより

江戸時代のガラス器はいずれも素材が鉛ガラスでした。

鉛が多く含まれているので、薄い黄緑色や黄色のものも数多くありました。

薄い素材のものばかりであまり実用性はなく、どちらかというと趣向品として扱われていたそうです。

明治時代のガラス

明治維新によって日本のガラス事情も一変しました。

ガラス器は、近代的な生活に欠かせない、より身近な道具になっていき、中でも特に盛んだったのは燈火器の分野でした。

ガラスによる石油ランプが、西欧文化の流入によって日本にもたらされました。

ぎやまんミュージアム 明治 ガラス

道後ぎやまんガラスミュージアムより

明治前期は石油ランプが国内で急速に普及しました。

ガラスの油壷は油の消費量が一目でわかるから便利だと人気で、この時代のガラス産業を支える主要分野となっていました。

大正時代のガラス

大正時代にはプレス機械の改良や製ビン機械の導入も始まって、ガラス生産額が急増したと言われています。

日本のガラス産業も、いよいよ世界市場に進出するようになってきました。

大正時代後半には、無色透明なガラスが作られるようになりました。

製造には電気も使っていたと言われています。

ぎやまんミュージアム 大正ガラス

ぎやまんガラスミュージアムより

氷コップやコンポートなど、展示品はどれも色鮮やかで華やか。

被せや色ぼかし、糸巻き、かきあげなど、さまざまな装飾技術が用いられています。

「あぶり出し技法」も、この頃の職人さんたちが生み出した製法と言われています。

氷コップや小鉢の文様は実に見事ですね!

水と緑あふれる広大な庭園

「道後ぎやまんガラスミュージアム」の魅力は館内だけではありません。

立派な庭園についてもご紹介しますね。

山の手ガーデン

山の手ガーデンより

庭園内にもガラスのオブジェが!

庭園には、白鷺のオブジェワイングラスの滝があります。

とても可愛らしいので、フォトスポットとしても大人気です。

ぎやまん ガーデン

山の手ガーデンより

夜のライトアップにも注目♪

夜間の庭園内はライトアップされます。

昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しめ、デートスポットとしても人気です。

山の手 ガーデン 夜

いよ観ネットより

「道後ぎやまんガラスミュージアム」へのアクセス・営業時間

施設名 道後ぎやまんガラスミュージアム
住所 〒790-0836 愛媛県松山市道後鷺谷町459-1
マップをみる
TEL 089-933-3637
利用料金 大人 800円
小人(中学生) 550円
※65歳以上、障害者/介護者 700円
※小学生以下無料
営業時間 9:00~18:00(入館受付は17:30まで)
休館日 なし
駐車場 あり
URL https://www.dogo-yamanote.com/gardenplace/museum/

車でのアクセス

お車では、松山I.C.から国道33号線を県庁・道後方面へ約30分です。

松山空港からはタクシーで約30分、空港リムジンや電車などを使用してアクセスする方法もあります。

ぎやまんガラスミュージアム アクセス

道後ぎやまんガラスミュージアムより

最寄駅の道後温泉駅からは徒歩5分程度、道後温泉本館からは徒歩3分程度です。

交通アクセスは公式ホームページで詳しく紹介されているので、ぜひ参考にしてくださいね。

駐車場

無料の駐車場が50台分完備されています。


入館料10%オフ!お得なクーポン情報

入館料が10%オフになるお得なWEBクーポンがあるのはご存じでしょうか?

ぎやまんガラスミュージアム クーポン

道後ぎやまんガラスミュージアムより

クーポンは公式ホームページからダウンロードできます。

必要事項を記入して美術館に持参すれば使用できますよ!

まとめ記事一覧

道後ぎやまんガラスミュージアムへ行く予定の方は、ぜひこちらの記事もチェックしてくださいね。

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