四国カルストは、大草原の緑とユリのコントラストが最も美しい季節を迎えています。
蒸し暑い日が続く今こそ、標高1,300mの世界へ天空散歩に出かけてみませんか?
爽やかな風と「ヒメユリ」「ハンカイソウ」の甘い香りに包まれて、心ほどけるひとときをお楽しみいただけます。
下界の生活でたまった疲れやストレスを解消し、最高のリフレッシュができる一日となることでしょう。
今が見頃の高原植物の生息地の他、周辺のおすすめカフェや地元の逸品、雨の日も楽しめるプラネタリウムをご紹介します。ぜひ、夏の旅の参考になさってください。

愛媛とゆかりの深い花「ユリ」と久万高原町に咲くユリについて
愛媛県とユリは非常にゆかりが深い花です。愛媛県の花き(観賞用植物)の生産額において、ユリは常に上位に位置する主要品目です。最高級の白ユリは、道後温泉にちなんだ『ゆけむりの花』というブランド名で全国に出荷されます。
そして四国カルストのある久万高原町には、可憐な「フクリンササユリ」と「ヒメユリ」が自生しています。久万高原町では「ササユリ」が町の花に指定され、久万高原町イメージキャラクター 森の精 ゆりぼうが町のPRに貢献しています。
四国カルストの高原植物について
7月下旬の四国カルストは、ヒメユリとハンカイソウが見頃を迎えます。(※「フクリンササユリ」の時期は今年は終わりました。)
天空へ続く『四国カルスト公園縦断線』(県道383号線)は、緑の草原が広がり、ヒメユリやハンカイソウなど高原植物が楽しめます。これらの高原植物は、四国各県などでも同様に希少種として扱われており、園芸目的の採取や生育環境の減少などにより数が減っている植物です。以下に見頃の時期もあわせてまとめてみました。
この希少な花との出会いも大切になさって下さい。
| ヒメユリ(姫百合) | ||
|---|---|---|
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見頃 | 7月中旬〜下旬 |
| 特徴 | 緑の草原に鮮やかな橙赤色の星型花(夏のシンボル) | |
| 絶滅危惧 | 環境省:絶滅危惧IB類(EN) | |
| ハンカイソウ(樊噲草) | ||
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見頃 | 7月中旬〜下旬 |
| 特徴 | 天狗高原等で大群生、一面に広がる黄色い花畑 | |
| 絶滅危惧 | 多くの地域でローカルな希少種 | |
| フクリンササユリ(覆輪笹百合) | ||
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見頃 | 初夏(6月頃) |
| 特徴 | 葉や花弁に美しい縁取り(覆輪)が入る上品なユリ | |
| 絶滅危惧 | 愛媛県:絶滅危惧II類(VU) | |
四国カルストでおすすめの高原植物の鑑賞スポット
「ヒメユリ」や「ハンカイソウ」は四国カルストの様々なところで鑑賞できます。その中でも、愛媛県側で、車を駐車場にとめてゆっくり天空散歩を楽しめるスポットをご案内します。
| 生息地 | 姫鶴平(めづるだいら) 愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷周辺 |
| 見頃 | ・ヒメユリ 6月下旬~7月下旬頃 ・ハンカイソウ 7月中旬〜下旬頃 ・フクリンササユリ 6月上旬〜7月上旬頃 ※天候の状況によって、見頃が前後します。 Instagram「四国カルスト 姫鶴荘 元久万高原町 地域おこし協力隊」やX 四国カルスト姫鶴荘にて情報が更新されています。 |
| 駐車料金・その他 | 駐車料金は無料。敷地内への立ち入りや散策にお金はかかりません。 |
| 開園時間・定休日 | 常時開放・定休日なし (※四国カルスト公園縦断線は例年12月上旬から翌年3月中旬まで冬期閉鎖されます。事前にお確かめ下さい。) |
| 交通アクセス | ●愛媛(松山方面から) 国道33号線→国道440号線→県道383号線地芳峠が最短ルートです。 ナビで四国カルスト姫鶴荘(電話0892-55-0057)を目的地にすると、このルートが案内されます。最後の9㎞は狭い道になります。 松山市内からの所要時間:国道33号・県道383号を経由して車で約1時間45分〜2時間 |
| 天候・服装など | 標高が約1,300mあるため、下界よりも気温が6℃〜8℃ほど低いです。 夏でも風があると肌寒く感じることがあるため、薄手の羽織るものが1枚あると安心です。四国カルストを訪れる際の天気予報活用方法をご確認の上、おでかけ下さい。 |
| 公式HP/SNS | いよ観ネット 四国カルスト 姫鶴荘 元久万高原町 地域おこし協力隊 X 四国カルスト姫鶴荘 |
四国カルスト 周辺のおすすめスポット
四国カルストを訪れた後に、是非立ち寄っていただきたいおすすめのスポットをご紹介します。
山頂から360度のパノラマを楽しむオープンカフェ『カルスト珈琲』
『カルスト珈琲』は新鮮な高原ミルクを贅沢に使った多彩なドリンクが楽しめる、四国カルスト山頂のオープンカフェです。
360度の大パノラマが広がる開放的な空間で、現地でも大人気の「カルストラテ」。カルストの雄大な自然の中でゆっくり味わうのはまさに至福の時間です。どこまでも続く緑の草原、澄み渡る青空、冷涼な風に身を任せて心豊かなひとときをお過ごし下さい。
本場ドイツの伝統技法で作られるジューシーさが魅力:城川自然牧場の『ブロックベーコン』
城川自然牧場の『ブロックベーコン』は愛媛県西予市城川町の大自然と、本場ドイツの伝統技法で作られた、城川自然牧場特製 ブロックベーコンです。
職人が厳選した愛媛県産フレッシュ肉を手塩揉み法でじっくり熟成させ、サクラのチップで芳醇に燻煙。厚切りソテーにしたら、ジューシーな脂の甘みと肉本来の力強い旨味が溢れ出します。道の駅きなはい屋しろかわや県内の主要銘品店で販売され、ご自宅用にもお土産としてもおすすめの逸品です。
愛媛県と高知県を両足でまたぐことができる!『星ふるヴィレッジTENGU』
『星ふるヴィレッジTENGU』は、標高1,485mに位置し、雄大な景色を一望できるレストラン・カフェスペース(ラウンジ)と展望デッキ(テラス)が整備されています。朝は雲海、夜は遮るもののない満天の星空を楽しめる特別な空間です。
■プラネタリウム
万が一お天気が崩れてしまっても、室内で最高の星空体験を楽しむことができます。四国カルストの標高約1,400mのリアルな夜空を再現した美しいプログラムが用意されており、天候に左右されずにロマンチックな時間を過ごせる絶好のバックアップスポットです。
◯料金:大人500円(高校生以下300円)
◯その他:投映スケジュールや時間は時期によって変動することがあるため、当日フロントや公式HPで上映時間を確認してから、ラウンジでのカフェタイムと組み合わせるのがおすすめです。
■思わず自慢したくなる写真スポット
館内には「愛媛県」と「高知県」の文字が床にデザインされた、有名な県境の室内ラインがあります。雨の日でもここで記念撮影が楽しめます。
■天候について
風が強く冷え込むこともあるため、羽織るものを準備しておくのがおすすめです。
酷暑の下界を忘れて、天空へのドライブを楽しみ、絶滅危惧種、希少種の可憐な高原植物を愛でて、大自然の中でおいしい珈琲で一服をする。
そんな心身が整う休日を過ごしてみてはいかがでしょうか?下界に戻っても心に澄み渡る青空と風に揺れる可憐な花を思い出せば、心に爽やかな風が吹きそうですね。















