村上海賊が日本遺産に認定されました!
広島県尾道市と愛媛県今治市が共同で申請していて、村上海賊をテーマにしたストーリーが選ばれたということです。
そのストーリーとは、「『日本最大の海賊』の本拠地・芸予諸島―よみがえる村上海賊『Murakami KAIZOKU』の記憶」
今回は村上海賊の魅力と、注目の日本遺産の概要をお伝えしていきます。
よかったですね。タケヨシさん!
日本遺産(Japan Heritage)とは
この日本遺産はな、文化庁が創設した特別な認定じゃぞ。
日本遺産への認定ってどんな感じで決まるの?
その地域の文化財などを組み合わせて、魅力を伝える「ストーリー」を審査して決まるんじゃ!
日本遺産(にほんいさん、Japan Heritage)は、日本国政府が提唱した文化財を群体(点から面への展開)として捉え、従来の保護一辺倒から積極的に活用することに目的を転換した新しい施策。
認定されるとどんな効果が?
日本遺産に認定されることで、どんなことが変わるの?
そのうちの一つとして、国内・国外を問わず、あらゆる方面へより多くの情報や魅力を発信できるようになる事がある。
これからが凄く楽しみだな~。
ますますたくさんの人に知ってもらえるようになるんだね!
特に地域の発展に直接繋がっていくことになる、今回の日本遺産認定は、今後も注目じゃな。
ストーリーの構成や文化財はこちらのPDFファイルから確認できます。
ストーリーの構成文化財一覧表 | PDF
村上水軍・海賊の活躍
タケヨシさん、村上水軍や村上海賊の活躍を教えて!
その後に能島(今治市)と来島(今治市)、因島(尾道市)の三家に分かれ、それぞれに本拠地を構えたことでも有名じゃな。
そうじゃな。おもに海上での流通管理や警備をしていたそうじゃ。
海賊衆は、その見事なまでの土地勘と潮流を読むことに長け、急流渦巻く瀬戸内をまるで我が庭のように往来したんじゃ。
こちらのページの「海賊つうしん。とは?」をご覧になってほしいわ。
海賊つうしん。愛媛県をマンガで伝える観光・グルメ情報サイト
日本遺産認定に「村上海賊の娘」も貢献!
今回の村上海賊の日本遺産認定の影には、2014年に本屋大賞を受賞した和田竜先生の「村上海賊の娘」も、一役買っていることじゃろう。
当時の海賊の事や、生き様を独自の目線で全国に発信したんだからね。
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村上海賊の娘が待望のマンガ化!(@今治/観光)村上水軍の歴史を描く
「四国遍路」も日本遺産に認定されている
それは、四国霊場・お遍路さんで知られている「四国遍路」なの。
これは、世界的にも珍しい文化ですよね。
文化庁が24日に初認定した「日本遺産」に「四国遍路」が選ばれた。四国4県と関係57市町村が共同で申請し、今回認定された18件のうちで唯一、地域ブロック全体が対象となった。
今治市の菅良二市長のコメント
菅良二市長、これからもよろしくお願いします。
今治市の菅良二市長は、「村上海賊の魅力あるストーリーを発信して国内外から多くの方々に訪れてもらい、しまなみ海道を中心とした地域の活性化を図りたい」とコメントしています。
村上海賊遺構が日本遺産に - NHK 四国 NEWS WEB